Happy Dog
キャンプの部屋
北海道2003.8.26UP 北海道2003.8.31UP
1994.7.22〜31
(1回目の北海道キャンプ)
1995.8.17〜26
(2回目の北海道キャンプ)
(各ページともブロードバンドを前提とした容量です。)
 北海道は,いい。
 北海道は,広いし,美しいし,飽きないし,わくわくするし,元気が出るし,空は青いし,食べ物が美味しいし,ポジティブになれるし,”今”の幸せを感じるし,未来の夢が出てくるし,そして,何よりも,こんな私を優しい気持ちにしてくれるのがいい。
 だから私は北海道が好きだ。

 遠いところは良く見えるというが,それでも私は北海道が好きだ。
 そんな北海道に,これまで5回,延べ40数日行った。
 そして,早く6回目を行きたいと願っている。
 だから,家族で2年連続して北海道に行った。
 そして,北海道での2回のキャンプは,家族に特別な思い出を持たせてくれた。



 1回目の北海道キャンプは,94.7.22〜31に行ったが,この頃は私が家族を連れてのオートキャンプを始めて間もないときであったので,装備,計画とも未熟なものであり,とても慌ただしい日程だった。私は学生時代,登山をしていたので,キャンプには慣れていたが,そのときのキャンプはサバイバルキャンプであり,冬山で数日間誰とも会わないようなところでのキャンプや,ごろごろした岩の上でのキャンプであり,水なんてもちろん無いキャンプだ。
 結婚した後も,オートバイで山形や水上の山奥に出かけ,キャンプをしていた。
 そのようなキャンプならお任せであったが,小学生の子どもを連れたオートキャンプなんて初めてのことであった。自分一人であれば極限状態でもなんとかなるが,妻子連れではそうもいかない。このため,一家の主としては北海道に行く前に,東京から近い奥多摩などのキャンプ場で何回か練習キャンプに行ったほどだ(笑)。

 しかし,翌年の2回目のキャンプになると,家族連れのオートキャンプにも慣れ,十分な計画を練って北海道に渡った。また,子どもたちもキャンプでの自分の役割を覚え,テントの設営を手伝うなど結構スムーズなキャンプになった。

 北海道のでのキャンプは,1回目,2回目とも7泊8日であり日数は同じであったが,両方には大きな違いがあった。
 1回目は1,2泊ごとにキャンプ場を頻繁に移動する「移動型キャンプ」であり,2回目はキャンプ場をあまり移動しない「滞在型キャンプ」又は「拠点型キャンプ」であったことだ。

 1回目の北海道キャンプは,まだオートキャンプに慣れていなかったため,1,2泊ごとにキャンプ場を移動する計画にしてしまったため,結局4か所でキャンプをした。オートキャンプは車ごとキャンプ場に行ける利便性はあるが,キャンプサイトでの設営,食事の準備,撤収等は結構手間がかかるものだ。テントだけの設営・撤収であれば数分で出来るが,諸々の設営と撤収作業にはどうしても時間がかる。いくら早くても30分,通常は1時間近くかかるし,雨が降っていたり車への積み込みがうまくいかなければ,1時間以上かかる。キャンプ場の移動が多ければ,それに伴う時間のロスが生まれてしまうし,何よりも心身の疲労が残る。

 このようなことから,翌年の2回目は,キャンプ場を2か所だけにし,キャンプサイトの設営,撤収等の回数・時間を出来るだけ少なくした。
 これによって,2回目のキャンプはとてもゆとりのあるキャンプになった。キャンプ場での静かな時間を楽しみ,周辺の観光も余裕をもって出かけられた。もし,これから北海道にキャンプに行くという人がいたら参考にしていただきたい。



□□□□□□□ 北海道キャンプのちょっとだけポイント □□□□□□□

洗濯 
 一人のキャンプなら洗濯なんて考えもしないことだ。学生のとき,北海道から鹿児島まで63日間かけて徒歩だけで歩いたときは,公園の水道で洗濯をし,それを背中のバックに干して歩きながら乾かしたものだ。しかし,家内の下着を車に掛けて走るには,少し勇気がいる(笑)
 その点,今のオートキャンプ場はたいていコインランドリーがある。そこで洗濯をすればいいのだ。北海道のキャンプは誰でもその期間が長いだろうから,洗濯はどうしても何回かすることになると思う。そのときコインランドリーが便利だ。ただし,普通は利用する人でいつもいっぱいである。そこで,観光や買い物でどこかの市街地に行く,あるいは通るようなときは,一緒に洗濯物を持っていくとよい。そこにあるコインランドリーを使おう。たいてい空いている。

衣類
 本州は夏でも北海道は初秋の気候である。特に北道,東道は天気が悪いとぐ〜んと気温が下がる。7月24日に稚内にいったら17.4度であった。夜はもっと気温が低くなる。鹿児島の冬のようだ。だから,長袖,長ズボンは必携である。東京は30度以上でも北海道は肌寒いところがある。
 この肌寒さが,またしても熱燗に恋い焦がれさせるのだ。北海道のキャンプ場でありがたくいただく熱燗は,至福のときを与えてくれる。お酒を注いだシェラカップを直接焚き火にかけて温める,これが私流の熱燗。アメリカ西部で野宿をしながら牛追いをするカーボーイと日本の子連れプチキャンパーの飲み方の融合だ。
 焚き火禁止のキャンプ場では炭火で熱燗といく。

食べ物
 料理に好きな人は昼の料理からキャンプ場で作るが,我が家は昼食は外食をし(笑),夜はキャンプ場で手料理となる。キャンプ場での手作り料理の美味しいことと言ったら,もう最高である。これが楽しみでキャンプをする人も多い。
 材料はもちろん地元の特産物である。北海道はことに新鮮な食材が多い。なんと言ってもカニである。そのほかにもイカにウニ,ホタテ,イクラ,鮭のルイベなどの海の幸が豊富である。
 生のトウモロコシを皮をつけたままで炭火で焼いて食べた。涙が出そうに美味しかった。新鮮なトウモロコシを皮のままで焼けば,うま味を逃がさずに美味しく食べられるのだが,北海道の地元の新鮮なトウモロコシでないとダメである。その後,ほかのところで何回か同じことをしてみた。しかし,あのような美味しいトウモロコシはその後食べたことがない。

                            
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